

SOLD OUT
国立劇場が40年前後の長い時間をかけて収集してきた錦絵や絵番付などの見世物資料509点を、図版オールカラーで刊行しました。
かつて見世物は、庶民に最も親しまれた身近な芸能娯楽でした。
とくに江戸時代後期には、浅草や両国、大坂の難波新地といった都市の盛り場で、軽業・曲馬などの「曲芸」、からくり・生人形などの「細工見世物」、ゾウ・ラクダなどの「動物見世物」ほかの掛小屋が華やかに競い合いました。そんな当時の見世物の活気がいきいきと伝わってくる1冊です。
監修:川添裕(横浜国立大学大学院教授) 樋口保美(見世物研究家)
発行:独立行政法人日本芸術文化振興会
A4判縦・208頁・フルカラー